- Blog記事一覧 -季節性インフルエンザ
通常の風邪と季節性インフルエンザは、どちらもウイルスによる感染症のひとつですが、原因となるウイルスや症状などに違いがあり、治療法も異なります。
季節性インフルエンザは、例年12~3月ごろにかけて流行します。いったん流行し始めると短期間で蔓延し、年齢や性別にかかわらず多くの人が感染してしまいます。季節性インフルエンザのウイルスはA型、B型、C型の大きく3つに分かれます。このうち流行を引き起こすのは、主にA型とB型です。なかでもA型はウイルスが頻繁に変異するため、大流行を引き起こすといわれています。
季節性インフルエンザは、早期の治療により重症化や合併症を防ぐことも可能です。また、ワクチンを接種することにより、ウイルスに感染しにくくしたり、感染した場合の重症化や合併症を防いだりする効果が期待できます。早めに医療機関を受診し、早期の治療や感染予防を心掛けましょう。
【主な感染経路】
≪飛沫感染≫ 主に感染者の咳やくしゃみなどから放出されるウイルスを吸い込むことによって感染
≪接触感染≫ ウイルスが付着したものに触れた手で眼や鼻、口などの粘膜にさわり、そこからウイルスが侵入して感染